About


和山 英子  わやま ひでこ 

 

岩手県|盛岡市在住

アートセラピスト|画家|介護士

内閣府所管生涯学習開発財団認定アートワークセラピスト


岩手県下閉伊郡田野畑村生まれ。女子美術短期大学※1 卒業。テキスタイルデザインと染織を学ぶ。

 

 

 幼少期、囲炉裏に落ちて全身に火傷を負う。学童期に癲癇(てんかん)を発症し、投薬の副作用に苦しむが、克服し完治に至る。

 

  アパレル企業のテキスタイルデザイナーを経て、ミュージアムグッズ開発のパイオニアであるデザイン事務所※2に勤務、美術館·博物館※3の商品企画とデザインを担当。リカ / ジェニータカラトミー)やアムネスティ・インターナショナルの商品企画開発にも携わる。また画家として国内外で作品展とワークショップ※4を開催する。

 

 90年代、ヒーラーでありデザイナーである荘司久美子さん※5の過去回帰ワークショップに参加。自らの魂と繋がる体験を通して、癒しながら成長し続けること、自らの魂と共に生きることを志す。

 

  帰郷して父を看取り、クエスト総合研究所にてアートセラピーを修得、岩手初の公認アートワークセラピストとなる。岩手県福祉人材育成事業にてアートセラピー講座を担当の最中に東日本大震災が勃発。自治体の被災地支援事業で7市町村を巡り、約800名にアートセラピー講座やワークショップを行う。また高齢者施設に派遣介護士として勤務。100名規模の高級マンション型ホームや病院直属ホーム、7〜20名程の住宅型など、様々な形態の施設で7年間、総500名程の高齢者や障害者と日常を共にし、介護を行いながら、地元風土に合うアートセラピーの試行を重ねる。※6

  デザイン・工芸分野に再び触れるべく、岩手県工業技術センターデザイン部にて臨時研究員として勤めた後、吉田印刷にて商品企画開発に携わる中、大槌町震災復興支援に尽力していた弟が急逝。

 

 休業を経て、就労継続支援B型事業所にて商品開発と協働指導に取り組む。自らが発達障害脳であることを自覚し、発達障害に特化した就労移行支援事業所の立ち上げスタッフとして、サービス管理を担当。運営管理業務と、様々な発達障害の症状に悩む方々の相談業務に携わるも、片頭痛に悩まされ眼疾患を発症。

 

 療養の傍ら、青川光世さんのコーチング・セッションを受け、軌道修正と原点回帰を図る。アート活動を再開し、福祉事業所にて介護と職業指導を担当。高齢者と障害者のためのアートセラピーを企画、実施中。


※1 女子美短大

卒業制作にて安宅賞を受賞。


※2

株式会社ラインアップ

ミュージアムグッズと言えば『絵はがき』のみの時代に、代表のアートと工芸に対する熱意・知識・センスで、良質な『感動を持ち帰る』商品を開発。伝統工芸の存続と価値を広める企画を次々に生み出し続けています。

※ 国内外の歴史的アート、本物の工芸品に触れ、日常に取り入れ、アレンジする沢山の機会を頂きました。




※5 Kumko  Shoji

他界されましたが、美しく力強い言葉と写真をX上で観ることができます。


※6

株式会社ヒロキャリアスタッフ

代表は震災の被災地である大槌町出身。医療福祉分野の人材派遣と共に、復興支援と人材育成にも尽力されています。

※ 当初ほとんど認知されていなかったアートセラピーを広め、多くの方々と共有する機会をいただき、様々な福祉介護の実務経験を積ませて頂きました。